台風の影響により駅で怒号と悲鳴も… 「地獄絵図」トレンド入りに心配の声
台風15号の影響により、首都圏の通勤通学に大きな乱れが発生。ネットで「地獄絵図」がトレンド入りする事態となった。
台風15号が関東を通過したことにより、首都圏の通勤や通学に大きな影響を与えた。そんな中、「地獄絵図」というワードがトレンド入りして大きな話題になっている。
■「地獄絵図」がトレンド入り
同日、台風の影響によって交通機関に大きな乱れが発生。運行休止や入場規制によって駅構内は利用客たちで溢れかえり、ツイッターでは「運転再開」「入場規制」「自宅待機」といった出社に関するワードがトレンド入りする。
ネット上では「いつ電車が動くのか」「電車が動く頃には退社時間になってそう…」といったつぶやきが数多く見られた。同日、東京都では35度を超える猛暑日だったが、入場待ちの列が外まで続いていることから「こんな暑い日に外に行列とか危ない」「熱中症が心配です」と心配する声も。
また、構内では怒号や悲鳴が飛び交っていたとし、編集部の取材によれば電車内でも「降ります!」「降りる人がいます!」と叫び声があがっていたという。ツイッターでは「地獄絵図」というワードまでトレンド入りする事態となった。
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■「責任感がありすぎるよ」と心配
こういった状況でも出社する人たちに対し、ネット上では「働き方改革とは一体なんだったのか」「自主的に休もう」「在宅勤務に切り替えるべきでは」といった声があがる。
東京オリンピックに向けて各企業ではテレワークを進めてるんじゃなかったの? なんであんな地獄絵図になってんだろう。つか、自主的に休もうよ。みんな謎の責任感がありすぎるよ。
— かえる (@kaeru3956) September 9, 2019
https://twitter.com/m1k1yoshi44/status/1170962853739630598
https://twitter.com/lsbtntw/status/1170932030151905280
https://twitter.com/munchencity/status/1170964164937863168
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■寿命を縮めながら働いている人は…
「こういう日こそ休む勇気をもってほしい」「日本人は働きすぎだと思う」といった心配の声が続出したが、一方で責任感や生活のためを考えて仕事を休むことができないのも事実だ。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女623名に「仕事」に関する意識調査を実施したところ、4割が「寿命を縮めながら仕事をしていると思うときがある」と回答している。
「地獄絵図」と言われた今回のトラブル。あらためて、一人ひとりが「働き方」を考える必要があるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国20代~60代有職者の男女623名 (有効回答数)