公園の「人の痛みの分かる人になりましょう」なる掲示が話題 背景にあるものとは…

「やりすぎ」という声があがっている掲示の背景とは…

2019/11/22 09:30


 

■対応が別れている実態

公園が約600ある世田谷区は、「危険な行為や迷惑にならなければ、ボール遊びは問題ない」というスタンス。八王子市は、「球技・ボール遊びともに、原則禁止。バスケットゴールがあっても、行ってはいけない」と述べた。

立川市は、「やわらかいボールを使っての3歳から4歳までの遊びはOKだが、それ以外はNG」。


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■バスケットゴールがあっても…

それでは、東京近郊の都市は、どうしているのか。公園が約2700ある横浜市は、「バットを使った球技やサッカーは原則禁止。ボール遊び程度であればOK」。千葉市は、「危険な行為や迷惑行為にならなければ基本的に問題ない」と話す。

取材を通じてわかったことは、各自治体が条例にボール遊びに関する明確な規定を設けていないこと。

条例にある「危険な行為や迷惑行為の禁止」という項目を、広く捉えるか、狭く解釈するかで対応が分かれている。東京のある市議は、取材に「バスケットゴールがあるのに、バスケットを禁じているのはおかしい。それであれば、バスケットゴールも撤去すべきだ」と述べた。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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