「マスク買い占め」に花粉症患者はなぜ怒るのか? 当事者が解説
コロナウイルスの影響で全国的に品薄になっている使い捨てマスク。問題視されている「買い占め」がなぜ問題なのか、花粉症患者目線で綴る。
2020/02/02 08:20
■仕事で使い物にならなくなる可能性も
記者はかなり神経質な性格のため、コロナウイルス騒動以前からマスクを複数種類ストックしており(冒頭の写真もコロナウイルス騒動以前からのストックで、決して買い占めではない)、あと2ヶ月は無くならない見込みだが、それでも「もしマスクがなくなったら……」と思うと、恐怖で仕方がない。
フリーライターという仕事柄、記者は最悪家のなかでこもり続けることもできなくはないのだが、そうでない社会人の同志は仕事で「使い物にならなくなる」可能性もあるだろう。花粉症になると目鼻がやられ、集中力なども失われるためだ。
関連記事:遠野なぎこ、2千円の箱マスクを購入しようとするも… 「送料」に驚き
■周囲にも配慮を
なお、ここまで読んできた中には「花粉症なら前もってマスクを買っておけよ」と自己責任論を持ち出す人もいるかもしれないが、花粉症患者当事者としても、ここまでマスクが売り切れているのは初めてだ。予想できた人はまずいないだろう。
人間は恐怖に踊らされると冷静な判断ができなくなる生き物だが、今後買い占めようと思っている人は、少しでいいので周囲の人々のことにも配慮を持ってほしい。
・合わせて読みたい→遠野なぎこ、2千円の箱マスクを購入しようとするも… 「送料」に驚き
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)