休館明け図書館のコロナ対策 「読んだ本の行き先」に衝撃受ける利用者も

長期間に渡って「休館」状態にあった図書館の多くが、1日より開館。現地の様子は…。

2020/06/03 05:45


図書館

5月25日に「緊急事態宣言」が全面解除となり、少しずつ日常が戻りつつある。しかし各営業施設の再開時期はまちまちで、1日より営業再開となった施設も多いようだ。


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■全国の図書館は…

都内近郊の図書館は、1日から開館となった場所が多数。しかしもちろん「以前のような形態」で開館している場所はあるはずもなく、各図書館で様々な工夫を凝らしている。

記者(私)が埼玉県内の図書館を訪れると、やはり多くの試みを発見することができた。


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■館内から「消えていたモノ」

図書館内はマスク着用は当然のこと、利用時間は「30分まで」と定められていた。また大きな変化としては「座席の利用不可」という点も挙げられるだろう。

図書館

人は椅子があるとついつい長居をしてしまうもの。そういった状態を避けるためか、机は変わらず設置されていたが、椅子は全て撤去されている。いくつかの机には「使用不可」の張り紙が貼られており、利用者同士の距離が近くならないよう考慮されていた。

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■「読んだ本」は棚に戻さない
読書図書館新型コロナウイルス
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