大規模セックス調査で発覚した「20代のセックス離れ」 その理由は?
セックスに関する調査が発表された。それによると若い世代の「セックス離れ」が顕著に現れていることがわかった。
2020/07/25 18:40
代表製品「グラマラスバタフライ」など、コンドームや潤滑ゼリーなどを製造・販売する総合メーカージェクスが行った、大規模な”性”の実態調査「ジャパンセックスサーベイ2020」。
満20歳〜69歳の男女5000人を対象に実施された調査を年代別に見ていくと、若い世代の「セックス離れ」が顕著に現れていることがわかった。
■セックス離れ、20代男性がトップ
調査の中で注目したのか「これまでにセックスをしたことがありますか」という問い。「ない」と答えた男性は全体の14%、女性では全体では10.4%となっており、「処女率より童貞率の方が高い」ということが分かった。
さらにこれを年代別に見ていくと、最も性交渉の経験がないのは20代男性で、なんとその割合は39%。20代男性の5人に2人は性交渉の経験がないということになる。対する20代女性は25.7%に留まった。
最も性欲にあふれるはずの20代の時に、セックスの機会がない男性が予想外に多いのである。
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■男性「セックスは性欲発散」…
また「セックスをする目的は何か」と問うと、男性でトップだった回答は「性的な快楽なため」で69.7%。対する女性は「愛情を表現するため」がトップで56.1%だった。
また、男性に「射精の頻度」を問うと「セックスはしていないが射精はしている」の割合が39.9%となった。また年代別で見ていくと、20代男性は「セックスはしていないが射精はしている」の割合が51.8%にまで増える。
さらに7割近くの男性がセックスの目的を単なる「性欲発散」と捉えており、セックスの機会がなくとも自慰などによる射精で「性欲発散」はされているということだ。
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■セックスの機会を追い求めない?
調査からは20代男性の多くが、性欲はあるもののセックスの機会はなく、自慰などによる射精で性欲を発散していることが分かった。その背景には、インターネットの進化により、若いうちから手軽に自慰のための「オカズ」にアクセスできてしまうことも大きいかもしれない。
スマホを開けばSNSやゲームで孤独を解消でき、未成年でも違法サイトなどで無料で「オカズ動画」を見てしまい、手軽に自慰できてしまうとなると……若者の「セックス離れ」は今後もより深刻化していくことが心配される。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)