今週末にも「南岸低気圧」発生か? 東京の雪は一発屋

週末にかけて「南岸低気圧」が発生の予報も。関東地方が雪になる可能性は…

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2020/12/21 11:00

気象予報士・千種ゆり子

26日(土)から28日(月)にかけて、日本付近を低気圧が通過する予想が出てきています。東京など関東平野部に大雪を降らせる「南岸低気圧」について、気象予報士・千種ゆり子が解説します。


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■関東の雪は“一発屋”

日本海側の大雪を芸人さんに例えるなら、サンドウィッチマンさんや、博多華丸大吉さん。起用する側としては、どんなお仕事をされるか、だいたい予測ができます。日本海側の大雪も、予測は比較的容易です。

一方で、関東(東京)の大雪は「一発屋」。「一回でドカンと降って、そのインパクトが絶大」だからです。どの一発屋芸人が売れるかの予測が困難を極めるところまで、よく似ています。


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■関東の大雪の原因は「南岸低気圧」

関東の大雪や積雪は、関東の南の海上を通る低気圧・南岸低気圧によるものです。かつてこれは「台湾坊主」と言われていました。台湾付近の等圧線が北に盛り上がり、坊主頭のようににゅっと頭を出したように見えるから、だそうです。

今シーズン初めて、その台湾坊主の片鱗が、天気図上に現れ始めました。

台湾坊主
(画像:気象庁全球アンサンブル予報システム・12月26日21時の予測を1部加工)
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■日本海低気圧になることも

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