外来種・ニジマス約1000匹放流に生態系破壊を危惧する声も 関係各所に聞いた

外来種であるニジマス1000匹放流は果たして適切なのか。関係各所の見解とは…

2021/02/12 13:40


 

■税金は使わない

太田市の清水市長は、1日自身のツイッターに「八瀬川がきれいになった。待矢場が年間通水してくれているし、魚の放流はどうかなんて、昼飯食べながら副市長と話したのは半月前」。

「税金は使わないで、みんなのお金で魚買ってきて放流することになった。源流が同じなら、ということで『ニジマス』を今朝10時半に放流します。市役所西です」と投稿。

SNS上では今回の放流に関して、「外来種がはびこる川のどこが癒やしなのでしょうか」や「行政が率先して生態系破壊ですか」などといった非難の声があがっている。


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■河川占用許可を得ている

太田市役所秘書室は、取材に対して「名前は川だが、この場所は約100メートルの長さで、魚などもこの区間でしか移動できないように工事してある。また、ニジマスの十分な管理も行う」と話す。

さらに、「群馬県からニジマス放流の河川占用許可を得ており、放流も5月31日までの期間限定。実施主体も市ではなく、あくまで幹部会」と述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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