北海道のあるある風景「牧草ロール」が話題 生まれ落ちる瞬間が衝撃的

北海道でよく見る景色の「牧草ロール」。機械から生まれ落ちる瞬間がネットで話題。

2021/07/03 04:00


 

■静内ファームに問い合わせてみると

動画を投稿した静内ファームでは、いったい何に使用するのだろう。気になった記者が問い合わせてみると、「牧場にいる20頭以上の繁殖牝馬と幼駒のベッドとして使用しています。牧草ロール1つで350~400kgほどありますが、1日で全部使います」との回答。

さらに続けて、「完成までに最低3日間晴れが続かないといけません。雨が降ってしまうと品質が落ちてしまうので、毎年この時期(6月後半から7月前半)は天気予報とにらめっこです」と完成までの苦労も教えてくれた。

牧草ロールは秋にも収穫するようだが、全体的に細くなってしまう。一番牧草といわれるこの時期のモノのほうが太く栄養があるようだ。


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■すくすく育った幼駒たちは…

苦労して刈り取った牧草ロールですくすくと育った幼駒達は順調に成長しており、8月行われるサマーセール(競走馬の売買取引)に出すという。

静内ファーム

静内ファーム一番の期待馬はラックアサインの2020(母父ハービンジャー)で、父は2015年の有馬記念(G1)を制したゴールドアクター。5月時点で体重が456kgもあるなど、なかなかの馬格を誇る。

順調にいけば来年デビューとなるので、父のように好位から差してくる堅実なレースをみせてほしいところだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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