菅義偉総裁、起死回生の戦略? 安倍晋三前首相を自民党幹事長に抜擢か

衆院選の「顔」選びが事実上スタート。後継の幹事長は誰になるのか…。

2021/09/01 11:50

菅義偉 安倍晋三

自民党総裁選挙は「9月17日告示、同29日投開票」の日程が決まり、目前に迫った衆院選(衆議院議員総選挙)の「顔」選びが事実上スタートした。再選を目指す菅義偉首相が頼る二階俊博幹事長は、いち早く再選支持を打ち出した。



 

■“鉄の結束”二階派で菅支持に非難

二階俊博

二階幹事長は策士策に溺れる、というにふさわしい結末を見せる。26日、二階派の在京議員懇談会が催された。

欠席した二階氏に代わり、同派幹部が再選支持の方針を説明すると、10人近い所属議員から「意思決定はみんなの意見を聞くべきだ」「メンバーが生き残れる道を考えてほしい」と二階派としての支持を公然と批判する声が続出。菅首相を非難する怒号も飛び交ったという。


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■二階氏によるヤラセか

“鉄の結束”をほこる二階派ですら、足下がぐらついたのか、と思われた方もいるだろう。しかし、野党幹部は次のように語る。

「あれは二階さんが仕掛けたヤラセ。大体、派閥の懇親会なのに情報が管理されず、メディアに筒抜けというのがおかしい。つまり、二階氏は公では菅義偉総裁の再選を支持すると同時に、自派の議員をけしかけ、菅批判をやらせた。


そうなれば、『派閥がまとまらないので、菅さんを派としては支持できない』という理由がつくでしょう。だから、菅氏が総裁になりそうでも、厳しい情勢でも、どちらにでも転べるように二階氏は動いた」

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■岸田文雄前政調会長が二階外しを公言
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