田中聖容疑者『金田一』出演全カット　巻き添えの“被害者”に同情の声も

8日、KAT-TUNの亀梨和也が主演を務めたドラマ『金田一少年の事件簿　吸血鬼伝説殺人事件』（日本テレビ系）が再放送された。同作には、2月24日に覚せい剤取締法容疑で逮捕されたKAT-TUNの元メンバー・田中聖容疑者も出演していたが、彼のシーンはすべてカットされていた。

それによって、巻き添えを受けた「被害者」が…。

 

■DVD化されていないシリーズ

『金田一』が再放送されたのは、4月からなにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるドラマ『金田一少年の事件簿』（日本テレビ系）がスタートするため。新作の放送を記念して、2月26日から過去シリーズを再放送している。初代のKinKi Kids・堂本剛から嵐・松本潤、亀梨、そしてHey! Say! JUMP・山田涼介まで歴代の金田一が勢揃いした。

その中でも、亀梨が出演する2005年放送の『金田一』は過去にDVD化されていないため、ファンの期待値も高かった。

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■『金田一』でおなじみの設定が…

「亀梨金田一」は、田中容疑者の逮捕によって、お蔵入りも心配されたが、彼の出演シーンを全てカットして、予定通り放送された。ただ、あるテレビ局関係者は、そのカットによって、『金田一』で重要な「あの設定」がきちんと説明されていなかったと話す。

「再放送では、田中さんが絡むシーンはテロップで説明されていました。彼は物語序盤で、友人たちに『こいつ（亀梨）のじいちゃん、金田一耕助っていう名探偵なんだぜ』と説明するはずでした。いわば、主人公・金田一一（はじめ）が有名な名探偵の孫であるという物語のキーを明かす役目です」（テレビ局関係者）。

物語の中盤で、ヒロイン・七瀬美雪役の上野樹里がそれについて触れているが、原作をよく知らずに見た人は困惑したかもしれない。