やりすぎは考えもの… じつは約3割が抵抗感を示している他人のこだわり

良いこともたくさんあるけれど、自分の価値観を他人に押し付けてしまうことは考えもの…。

2022/05/05 04:15


 

■耳を疑った親戚の言葉

30代会社員女性のBさんは、古風な家柄だったという、父親の実家にまつわるエピソードを振り返る。

「親戚が集まったときは手巻き寿司をするのが恒例なのですが、あるとき母が体調を崩して父だけ帰省したときに、女手が足りないため寿司の出前をとったことが。そのとき、母が電話口で親戚から言われていたのは『○○さんが来ないから、今回は“手抜き寿司”だよ』」。

「食事をきちんと手作りすることは立派なことだとは思いますが、子供ながらに、モヤモヤと悲しい気持ちになったことを覚えています」と、複雑な思いを明かした。


関連記事:有吉弘行、疲労困憊でも手作りして食べる料理とは… マツコ「今年一番怖い」

 

■「ポテサラ論争」も話題に

手作りににこだわる、あるいはそれを他人にも押し付けてしまう問題といえば、最近もネット上で“ポテサラ論争”が話題に。

ポテサラ論争とは、スーパーの惣菜コーナーで子供連れの女性がポテトサラダを買おうとしたところ、年配男性が「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と言い放つ現場を目撃したという、ツイッターユーザーの投稿を発端に巻き起こった論争のこと。

インターネット上で様々な意見が飛び交っただけでなく、企業などもこれに反応するなど、日本の現代社会が抱える様々な問題に目を向け、改めて考えさせられるきっかけにもなった。

手作りは良いこともたくさんあるのだが、自分の価値観を他人に押し付けてしまうことは考えものである。

・合わせて読みたい→マツコ、番組での“コロッケの食べ方”に反響 「そうそれ!」「正解よね…」

(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年2月12日~2022年2月13日
対象:全国10代~60代の男女1,000名 (有効回答数)

宇宙一ずぼら絶品めし【Amazonでチェック】

ママ友子育て手料理手作り話題潔癖症ポテサラ論争手作り神話
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング