ムロツヨシ、下積み時代の苦い経験を回顧 引越し費用50万円を全額投じ…
バイトで貯めた50万円で一人舞台を披露したムロツヨシだったが、最終的に残ったのは…。
■一人舞台で大失態
ムロは「それがホントにヒドい内容で。今でも覚えてないぐらい、ホントに恥ずかしい」と言及する。
コメディ作品をやりたくてもコメディの脚本が書けない、演出も未経験、人に見てもらう機会もない状況だったため、「1人で稽古場行ってもなにもできなくて、ただセリフだけ覚えて、(舞台に)立ってやって」と回顧。
知人やバイト先の人が観劇してくれたが、「観てられなくてずっとこうする(下を向く)んだけど、それもかわいそうだから観てあげるみたいな。ドンドン人がいなくなっていくんですよ、いるんだけど人がいなくなる感じ」と当時のツラかった心境を明かした。
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■三人舞台にも挑戦
そのときは知人らで客席を埋めたため50万円は戻ってきたのだが、「これじゃ悔しい」とムロは再び一念発起。今度は三人舞台に挑戦したが、一人舞台のできの悪さも相まって知人さえ集まらず、「50万円がゼロに」なったと苦笑する。
三人舞台を終えてから「『おもしろいってなんだろう病』にはかかりましたね。わかんなくて、人前に立つのが怖くて」と、ツラい下積み時代が続いたと熱弁した。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)