熊切あさ美、”美熟女”として第4次ブーム　「肩書がない今が夢だった」と語る理由とは

■「肩書なし」が夢

イメージといえば、熊切を一躍有名にしたキャッチコピーは「ガケっぷちアイドル」。しかし、その言葉が強すぎたあまり乗り越えるのは大変だったという。

「『ガケっぷちアイドルの次は何？』と肩書を考えなきゃいけない時期もあった」というので、「では、今のキャッチコピーは？」と質問したところ、「そういう肩書みたいのはないんです。そうなるのが夢でした」との答え。

こうした肩書があると、「色物扱いになってしまう」と熊切。「なぜみんなは『タレント』とか『女優』とかなのに、私はキャッチコピーみたいなのをつけなきゃいけないんだろう」と悩んだことも。

一瞬だけガケっぷちアイドルという肩書を使い始めたタレントがいた時は、「バトンタッチができると思って『あげる！　あげる！』と思った」というが、引き継ぎはできなかった。

色物を卒業し、今やわかりやすいキャッチコピーがない「熊切あさ美第4章」。22日には18作目のイメージDVDも発売され、グラビア、バラエティ番組、競馬と酸いも甘いも噛み分けたその幅広い活躍に、期待が高まる。

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（取材・文／Sirabee 編集部・タカハシマコト）