『アイ・アム・冒険少年』SP　あばれる君がインドの青年とカレー作りに挑戦

あばれる君：3度目の山ごもりでしたが、今回はこれまでと違い相方がいて新鮮でした。アチャラチは鉄道を学びにインドから来日した青年で、日本語はあいさつ程度しかわからない。なのに番組から「英語禁止」「日本語とジェスチャーでのやりとりのみ」というルールを提示されました。

最初は何をするにしても言葉ではなくてジェスチャーだったんですよ。その部分はホントに難しかったですね。でも、彼は僕を信頼してくれたんで僕も信頼しなきゃと思いました。

言葉がわからないのにずっと笑顔でいてくれて、インドの方はタフだなと思いました。途中からは何となく意思の疎通ができるようになって友情が芽生えました。友情を育むのに言葉はいらなかったです。

今回の山ごもりには土器づくりをはじめ、自由研究・自由工作のヒントになることがたくさん詰まっています。番組を参考にして料理を仕込んで、お父さんお母さんにふるまってみるのもいいですよね。

でもその時はスパイスの取り扱いには注意してほしいです。牛乳にヨーグルトをちょっと入れると全部ヨーグルトになるというテクニックは、知っている人は知っているけど知らない人もたくさんいると思うんで、ぜひやってみてください。

あばれる君：今回はとある事情で山を下りて上野に行ったんですけど、その時見た上野は海外のようでしたね。あそこでしか入手できないスパイスがあったのでホントにありがたかったです。

今回は“上野と山ごもり”と言っても過言ではないです。カレーに入っているスパイスをひとつずつ分解してみるという機会もなかなかないんで、そこにも注目してください。

アチャラチとはまたいろいろやってみたいですね。次は彼の知識を教えて欲しいです。僕は全力でお手伝いします。料理の知識もすごかったんですけど、今度はお勉強を教わりたいかな。インドの数学とかいいですね。

料理で言えばナンにヨーグルトを入れる凄さ！　ナンを口に入れたときにほんのりヨーグルトが香るんですよ。これで美味しさが変わるんだろうという気がしました。

そういうことをサラッと教えてくれるアチャラチはすごいですよ！　完成したカレーは見た目・味ともにホントに美味しかったので、そこにたどり着くまでの過程をぜひ見ていただいて、アチャラチの頭脳をぜひ感じてほしいと思います！