熱中症対策のポカリ、絶対「信じてはいけない」飲み方が判明 夏の都市伝説が怖すぎる…

夏の頼れる相棒・ポカリスエットだが、毎年「謎の都市伝説」を信じる人が続出している模様。これには大塚製薬も頭を痛めているようで…。

2022/08/10 04:45


 

■苦労のほどが伺える…

まずは前出の「よくあるQ&A」ページ内で、明らかに「ポカリを薄める」行為に関する言及が多い背景について尋ねたところ、担当者は「ポカリスエットは発汗により失われた水分と電解質(イオン)をスムーズに補給できる健康飲料です。体液に近いイオンバランスですばやく吸収でき、カラダを潤します。この働きは、研究でも明らかにされています」と前置き。

続いて「しかし、薄めることでこの機能が発揮できず、必要且つ適切な水分、電解質の補給ができない場合があるため、このようなお願いをしているところです」と回答してくれたのだ。もちろんこれらの取り組みには、「熱中症を防いでほしい」という同社の強い思いが込められている。


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■新時代の「熱中症対策」も取り入れていた

ポカリスエット

1980年に誕生し、以後長きに渡って日本人の水分補給をサポートし続けているポカリ。

42年の歴史の中での改良・チューンアップ箇所などを尋ねると、担当者からは「社会環境の変化により飲食料に求められる事柄が変化してきますが、ポカリスエットは『水分、電解質補給に適した飲料』という機能は変えず、容量・容器・剤型などが時代に応じて変化してきました」という回答が得られた。

中でも注目したいのが、2018年に展開された「ポカリスエット アイススラリー」なる逸品で、大塚製薬は「汗をかいて体温を下げることができないシーンや職業があることへの気づきから生まれた『カラダを芯から冷やす』タイプのポカリスエットです」と、同商品について解説している。

ポカリスエット

「アイススラリー」とは、細かい氷の粒子が液体に分散した状態の飲料を指し、流動性が高いことから通常の氷よりも体の内部を効率よく冷やす効果があるというのだ。

なお、同商品は近年注目を集める「プレクーリング」という新たな熱中症対策とも非常に相性が良く、担当者は「運動、活動前に一時的に深部体温を下げる『プレクーリング』の概念が近年提唱されており、その方法としてアイススラリーが用いられています」「活動前に飲むだけで、あらかじめ深部体温を下げることができ、その後の体温上昇を抑制するアイススラリーは、熱中症対策の新しい選択肢として日常の様々なシーンでの活用が期待されています」と、太鼓判を押している。


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■今年の夏は特に気をつけて

今年は7月を目前にして真夏のような暑さが各地を襲ったかと思えば、突然の「戻り梅雨」で気温が一旦落ち着き、そして再度真夏の日差しが照りつけており、まさに「暑さに翻弄された夏」と言えるだろう。

大塚製薬は「今年の夏は暑熱順化(体が暑さに慣れること)ができないまま、いきなりの酷暑を迎えました。梅雨明けは特に注意しなければならないとされていますが、今年は急な高温続きで、さらなる警戒が必要です」と、従来の夏とは異なることを強調しつつ、「小まめな水分、電解質補給はもちろんですが、様々な冷却グッズもありますので、上手く活用して、熱中症を防いでください」と、熱中症対策のコツについてコメントしてくれたのだ。

ポカリスエット

夏休みの宿題も水分補給も、後で苦しまないよう「コツコツ」継続していくのが基本中の基本。ポカリを飲む際は、大塚製薬が明言している「正しい飲み方」で水分補給を行なおう。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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