「水道水が天然水のようになる」最強アイテムを発見 味の変化が衝撃的だった
サントリーから水道水を美味しくさせる「minel」が登場。実際に飲んでみると…。
日本は、世界の中でも水道水が安全に飲める国の一つだ。ただ、水道水特有の臭いが苦手という人も少なくないはず。
この度サントリーは、そんな水道水を美味しくさせる画期的アイテムを生み出して…。
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■水道水を生まれ変わらせるアイテム
サントリー食品インターナショナルが新たに開発したのは、ミネラルinウォーターキャップ「minel」(ミネル)。手のひらサイズのキャップ1個当たり2mlの植物ミネラルエキスが入っており、家庭の水をより飲みやすくする商品だ。
専用ボトルに水道水や浄水を入れ、このキャップを専用のボトルに装着してひねるだけで、植物ミネラルエキスが噴射される仕組みだ。2月9日から28日まで、minel専用ECサイトで抽選販売の受付をしている。
お値段は、初回限定minelスターターセット(専用ボトル1本、使い捨てキャップ6個入り)で1,380円だ。
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■「minel」誕生の裏側
サントリーといえば、「サントリー天然水」というあまりにも有名な天然水を販売している。なぜわざわざ、家庭の水を天然水に近付ける商品を作ったのだろうか。
「minel」を開発したサントリー食品インターナショナルに問い合わせたところ、「人々の嗜好・価値観が多様化する中で、 『水と生きる』をコーポレートメッセージに掲げるサントリーとして、もっとお客様に満足頂くためのお水の選択肢を用意すべきであると考えています。日本は水道水を安全に飲める数少ない国です。この世界に誇るインフラとサントリーの美味技術を活かして、水道水をより美味しくする新たな選択肢をご提案させて頂きました」という、心強い答えが返ってきた。
独特の味や臭いが苦手で、水道水を飲むのを避ける人も少なくない。「minel」によってその苦手を克服できる可能性があるということだ。
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■水道水と飲み比べてみると…
ちなみに、記者も水道水はあまり得意ではない。果たして、「minel」によってどれくらい味が変わるのか、確かめることにした。
まずは、自宅の水道水をそのまま飲む。決して不味いわけではないが、やはり独特の臭いが口に残る感じだ。続いては”minelウォーター”を作る。
専用ボトルの線まで水を注ぎ、キャップを3~4回振る。振ったキャップを最後まで締めて、キャップを開ける。
すると、プシュッ!と炭酸水を開ける時のような音がして、水がボコボコ泡立った。その間1秒にも満たなかったが、これで本当に味が変わったのか…。
疑問を抱きながら水を飲むと、先程よりまろやかな口当たりになっていることを感じる。後味も自然な甘さがあり、水道水とは思えないものに。この変化には驚いた…。
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■さらに美味しくする方法が…
驚きと感動を覚えつつ、前出のサントリー食品インターナショナルに「minel」で作った水をさらに美味しく飲む方法を尋ねた。
「minelで作った水はミネラルウォーターのような、まろやかな味わいの水となります。容器に入れたまま冷蔵保存して、2~3日で飲んでいただくことを推奨しております。また、お米を炊く水として使ったり、パスタをゆでる水として使うと、よりモチモチとした食感が得られます」(前出・サントリー食品インターナショナル)。
こちらも検証したので、追記しておきたい。冷やした水が美味しいのはもちろんだが、個人的には「minel水」で炊いた米に感動した。炊飯器を明けた瞬間の香りが普段より強く、ご飯もふっくらして甘さが強く感じられたのだ。
水として飲むのはもちろん、さらなる使い道がありそうだ。「minel」は一家に1セットあってもいいかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)