藤森慎吾、渦中の中田敦彦に訴えたメッセージ　「最高の相方」と称賛の声

お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が30日、公式YouTubeチャンネル『藤森慎吾のYouTubeチャンネル』を更新。ダウンタウン・松本人志に対する意見を述べて話題となった相方・中田敦彦に向けてメッセージを送っている。

【動画】中田へメッセージを送った藤森

 

■中田が松本に対して意見

中田は、29日に自身のYouTubeチャンネルで公開した動画で、松本が多くの賞レースで「審査員をやりすぎてしまっている」と指摘し、お笑い界に新しい価値観や新しいスターができる土壌を作るために、松本以外に譲るべきだと主張して話題に。

中田は動画の中で、『M−1グランプリ2018』で優勝した霜降り明星・粗品の名前を出していたが、これに粗品の相方・せいやが反応し、「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな　中田」とツイート。

きょう30日には、当の松本本人が「テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん。連絡待ってる」と、中田に対するメッセージともとれるツイートを投稿するなど、波紋が広がっている。

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■「やってくれたな、本当に」

藤森は動画の冒頭から、「平穏な暮らしがしたい」とつぶやき、「あっちゃん、やってくれたな、本当に」とぼやくと、芸人仲間からの連絡やツイッターへのコメントで事態を把握したことを明かした。

中田が自分の意見を発信すること自体については「別にいいこと」としつつ、中田の主張に対しては「俺はそう思わない。やっぱり松本人志さんはものすごい偉大」とキッパリ。

松本について、「審査員やって当然じゃないかなと思いますし、松本さんがいらっしゃるからこそ大会の価値もものすごい上がっていると思うし、重みがある」と話し、「松本さんに認められたいから漫才、コントをやるっていうのは、それはそれでいいんじゃないかなって思う。自分の面白いと思う人に認めてもらいたいっていうのは自然なこと」と述べた。

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■「どんなものを提示できるのか」

中田が意見を公開した意図についても触れ、「誰も言わないこと、やったことがないことをやることを、芸としてやりたい人。今のお笑い界で松本さんにここまでの意見を言う芸人って確かにいないし、『それをやってのけるぜ、俺は』っていうヒーロー芸なんですよ。これはブレてないし、それは否定しない」と思いをはせる。

過去には、松本自身も先輩芸人に対する反発をネタにしていたことから、「（中田も）きっと新しい時代を作る人間ってそうなんじゃないの、っていう考えから、そういう行動に移っているんだろうなっていうのも分かる」と理解を示す。

その上で、「大事なのは、その先にどんなものを提示できるのかなっていうところ。松本さんだったら新しい漫才の形を見せつけたとか。何か提示するものがあって、それに民衆が納得して時代が動いたという結果がある。ここから先、どんなものを提示できるのか、どんなものを生み出して皆さんの関心を引けるのか。そこはまだ正直、あっちゃんは見えていない」と語った。