松本人志、芸能プロ社長のパワハラ暴行に苦言 「優しくないと面白くない」
松本は「お互いにやってやられてじゃないと面白くならない」と笑いの大前提を語る。小島瑠璃子が「どんどん転職すればいい」発言にネット荒れる場面も。
25日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、芸能プロ社長パワハラ暴行事件を取り上げられた。
■パワハラ暴行事件とは
芸能プロで働いていた男性が社長に、3年前の忘年会で二回にわたって煮えた鍋に二度も顔を押し付けられたことに対して提訴。長谷川リポーターが詳細を語る。
「男性の顔には今も傷が残っていました。なぜ3年も立ってから提訴したのか。それは彼がスカウトマンで、自分がスカウトしたタレントが全員いなくなるタイミングを待っていたからです」
映像を見たヒロミは、「『鍋なんて無理無理』という雰囲気ではなく、『こんなことよくやってんじゃん』な空気を感じる」とコメント。
小島瑠璃子やヒロミ、東野幸治は、「こんな飲み会は参加したことがない」と、芸能界の慣習ではないとバッサリ。モーリー・ロバートソン氏も、「暴力の現場でしかない。世間を舐めているように感じる」と不快感を隠さない。
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■松本、「優しくないと面白くない」と苦言
松本はしゃぶしゃぶの鍋に顔を突っ込ませること自体が面白くないことと前置いた上で、苦言を呈する。
「相互性がないのはだめ。『俺もやるからお前もやれ、クライアントのあんたもやりなはれ』みたいなのなら、なんか許せる。鍋に突っ込むのはおもんないけど。『お前だけやれ』は優しくない。
優しくないのは面白くないし、面白い人は優しい。そこに笑いなんて生まれるはずがないことをなぜわかってくれないのか」
「一方的な押し付けでは笑いは生まれない」との持論を展開。さらに松本の話は続く。
「ダウンタウンも若手に似たようなことをやってるやないかと言われそうでつらい。部分的に見ればそう見えるかもしれんけど、年末とか長いスパンで見ると自分もそうとう痛い目には合ってる。
お互いやらないと面白くない。この鍋に関しては、お互いにやっても面白くなることがない」
芸人が番組で無茶振りされるのは仕事だが、一般人は苦痛でしかない根本的な違いも裏にはありそうだ。