ペルセウス座流星群、12日午後10時頃ピークに 「1時間に最大30個ほど見られる場所も」
ペルセウス座流星群が12日午後10時頃ピークに。観察のポイントとは…
今年のペルセウス座流星群の活動が、12日午後10時頃に最大になると予想されている。しらべぇ取材班は、観察のポイントなどを国立天文台に聞いてみた。
■年間でも1・2位を争う流星数
ペルセウス座流星群は、三大流星群のひとつで、年間でも常に1・2位を争う流星数を誇る。明るい流星が多く、夏休み期間中に出現するのと、冬のように凍える寒さもなく、観測しやすい流星郡だ。
【ほしぞら情報】今年のペルセウス座流星群の活動は8月12日22時頃に極大を迎えると予想されています。流星群を観察しやすい時間帯のほとんどに月明かりがありますが、月がそれほど明るくないため、まずまずの数の流星を見ることができそうです。https://t.co/n6qbsLMLiG pic.twitter.com/hvZQ1YL99O
— 国立天文台 (@prcnaoj) August 10, 2020
国立天文台によると、目立って多くの流星を見ることができるのが、11日の夜から13日の夜までだという。
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■なるべく空の広い範囲を見渡すこと
流星は、放射点を中心に放射状に出現する。しかし、流星は放射点の方向だけに現れるのではなく、空全体に現れるそうだ。そのため、放射点から離れた南や西の空で、長い軌道を描く流星を見ることができるという。
なるべく空の広い範囲を見渡すようにし、月が視界に入らないようにすることがポイントだという。