女性スキャンダル報道のジャーナリスト上杉隆氏 NHK党の反撃会見を土壇場で欠席
週刊誌で複数の疑惑を報じられた「NHK受信料を支払わない方法を教える党」の上杉隆幹事長が記者会見をドタキャン。
ジャーナリストの上杉隆氏がスキャンダルの渦中にある。3月2日の写真週刊誌『FLASH』で「上杉隆 弟妹&元部下が告発“反権力ジャーナリスト”の正体『AIの中身は人力』『女性3人を妊娠』『80代実母を恫喝』」という5ページの記事が掲載されたのだ。
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■ジャーナリストとして活躍
上杉氏といえば『週刊文春』誌上で当時外務大臣だった田中眞紀子氏を取材して、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」企画賞を受賞し一躍、脚光を浴びた。2006年に発足した第一次安倍政権では、批判的な報道を繰り返し、安倍晋三首相(当時)から目の敵にされた。
メディアの護送船団方式とも呼べる記者クラブ制度には一貫して批判する報道を続け、2011年には記者クラブに属さない記者・ジャーナリストによる「自由報道協会」を設立した。
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■NHK党が会見
現在はインターネット報道番組『オプエド』のアンカー&プロデューサーを務める一方、立花孝志・元参院議員が党首を務める「NHK受信料を支払わない方法を教える党」(NHK党)で幹事長の任にある。
NHK党は3日、FLASH報道に反論する記者会見を参議院議員会館内会議室で開いた。プレスリリースでは上杉氏、立花党首、浜田聡参院議員が出席する旨、書かれていたが、けっきょく一番の当事者である上杉氏は欠席してしまった。