羽生善治は埼玉県出身の将棋棋士。永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の称号資格保持者、および名誉NHK杯選手権者の称号保持者。二上達也九段門下。棋士番号は175。1970年9月27日生まれ。

あらゆる戦型を指しこなすオールラウンドプレイヤーで、終盤の劣勢を逆転させる勝負手は「羽生マジック」として有名。

1985年に中学3年生でプロ四段に昇格し、加藤一二三、谷川浩司に続く史上3人目の中学生プロ棋士となる。

1988年に最優秀棋士賞を史上最年少で受賞。

1989年に19歳で初タイトルとして竜王位を獲得。

1996年2月14日に将棋界で初の全7タイトル（竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖）の独占を達成。

2008年に永世名人の資格を得て、史上初の永世六冠を達成。

2014年には4人目となる公式戦通算1300勝を史上最年少、最速、最高勝率で達成。同年には3度目の名人復位も果たしている。

2017年12月5日に第30期竜王戦で15期ぶりに竜王位を獲得し、通算7期の条件を満たして永世竜王の資格保持者となり、初の永世七冠（永世竜王・十九世名人・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世王将・永世棋聖）を達成。

前人未踏の七冠独占を果たして、社会現象となるフィーバーを巻き起こした。

2018年に国民栄誉賞を受賞。同年、紫綬褒章受章。