『あさイチ』性的同意の特集が反響　SHELLYの言葉に「ハッとさせられた」

■「NO」を言い合える関係性を

また、番組では、SHELLYが実際に性暴力に遭った女性にインタビューするVTRも放送。「美人だから仕方がないよね」と言われた女性や、はっきりとNOを言えなかった自身に落ち度があったのではないかと落ち込む女性などの苦しむ声があがった。

こうした性的同意の問題についてSHELLYは、「『いい？』と聞くことから始める」と述べる。これに近江友里恵アナウンサーは、「やっぱり日本人ってNOって言うことに慣れてないから、『イヤ』って普段から言える関係性を作っていくっていうのもすごく大事」と共感し、タレントの博多華丸も「（NOを）言い慣れてないのもあるし、言われ慣れてないのもある」と話した。

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■約4割が「断れない性格」

性的同意に限らず、「日本人はNOを言いづらい」と話していた出演者たちだが、ちなみに、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,589名に調査したところ、39.1％が「断れない性格だと自覚している」と回答。

性年代別で比較すると、全年代で3割以上が該当し、20〜40代の女性では4割を超える結果になっている。

SHELLYは「性的同意はお互いのYESを確認すること。その中でNOを言っていいんだよってメッセージが伝わるといい」と話していた。

放送を受け、ツイッター上では「あさイチ」がトレンド入り。性的同意について訴えるSHELLYに「モヤモヤをSHELLYが全部言ってくれた」「私はハッとさせられた」「認識がもっと広がってほしい」と反響が相次いでいる。

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（文／しらべぇ編集部・二宮 新一）